2005年 09月 27日 ( 1 )

クミョン(『チャングム』第48回ネタばれまくり注意)

えと。『チャングムの誓い』も大詰めまできちまいました。
最大の見せ場が終わり、事実上の最終回なんじゃあ?な48回も過去の話です。とはいえ、これからがチャングム自身の戦いなんですね・・・

その陰で独り、スラッカンを去った女性がいました。BGM:APNA
チェ・グミョン。最高尚宮にまで登り詰めながら、何一つなし得ることなく、誰一人仲間を得ることもなく、そして自分の意志では悪事も果たせなかった女性。チェ一族栄光の歴史も彼女の代で終わり(サリョンがまだ宮中にいますけどね。でも幼いし)。

躊躇の最中に生きるしかなかったクミョン。
見ていてとても歯がゆかった。自分で状況を変える努力くらいしろ、さもなくばどこかで思い切って、いっそ暗黒面へGOして楽になれ!と何度も思った。

でも、普通の人なんですよね。チェ尚宮やチャングムとは違う。ミン尚宮もどちらかといえば普通の人なんだけど、あれはあくまで「ポジティブ」な普通の人。だからこそクミョンの退場を惜しむ人は案外多いのです。心情的には一番おいらたちに近いヒトかもしれない。でも実力があって、チャングムに匹敵するほどの料理人だったのにね。

てゆーかツイてなさすぎ。幇会でもそんな話が出たね。いや全く。
躊躇を振り払ってコトをなす度に、なんにも知らないチャングムに出くわしてしまう間の悪さ。

気が進まないのに一族の為に呪い札を隠そうとすると、母日記を探しに来たチャングムと遭遇。
硯をチョンホに届けようとすると、先に別件でチャングムがお弁当持ってチョンホの元に。
お仕事だから皇后様のために夜食をお運びすると、皇后が偶々所望した同じメニューの夜食を先に持ってきていたチャングムに遭遇。

ホントに偶然だった、それなのに。
ここまで運に見放されていたクミョン。
でもそうであるにも関わらず、中途半端だろうがなんだろうが、チェ尚宮と同じ呪いに染まることなく、最後までクミョンでい続けた彼女は、やはりタダモノではなかったのかも知れません。

宮中を去るときに、チョンホに返した寸鉄の言葉。すっぱりと昨日までの自分を振り切るための一言になりえたのでしょうか。いや、あれくらい言って当然だと思うぞ。

某コミュニティとか見てると、彼女のその後について、「料理の店を開き、そこそこ繁盛させて、娘でももうけて女官に送り込むんじゃないか」な予想をしているヒトが少なくありませんね。そそ、全てを失ってしまった訳じゃない。腕を活かして幸せになって欲しいぞクミョン。がんばれクミョン。
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by meshikagen | 2005-09-27 22:46