2005年 09月 13日 ( 1 )

一点に笑う者は一点に泣く

さて、自民大勝ですが。

年金とか外交とか少子化とか・・・は、「さておき」、よくも悪しくも、「具体的に実現しそうな」策を訴えた与党と、これに応じて投票した有権者の合作で第一幕は降ろされたようだ。

とりあえず郵政民営化。この一点だけ。
民営化後も国債をある程度買わなきゃ行けない以上、実効性にギモンの声も確かにあるのだが、国営金融機関ではでなくなるコトで、民間のルールが適用されるし、財投債のモトにメスが入る。この一点。

単なる一政策だけでなく、総合的に判断しなければならないのは薄々わかっていながら、それでも具体的な「解」を郵政民営化に求めたのではないか。「政権交代」で世の中薔薇色に変わるか。細川政権を経験している国民は、もはや単純には動かない。

確かに、多方面に言及した民主党の主張は間違っていない。むしろ正論だったろう。しかし具体的に何をするのかが見えなかった。代表が熱っぽくマジメに語っても、裏付けるものが伝わってこなかった。たとえば失業保険交付完了後にも2年間、10万円ずつの手当を支給するという手厚い案は結構だ。しかし、そんな党に政府機関を解体するほどの改革が可能なのか。郵貯限度額半減はいいが、組織そのものにメスを入れられないのは、「そういうコト」じゃないかと判断されてもしょうがない。

とはいえ、「この一点」だけで日本の政治はすまされない。少なくとも首相任期が終わるまで、小泉さんの政策と国民とは「まるごと」一蓮托生なんだけどな。我々にその覚悟はあったのか。投票はいわば「共犯」。だから年金政策にせよ外交にせよ少子化にせよ、何が決まり、どう動くのか、眼を離しちゃダメですぜ。
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by meshikagen | 2005-09-13 23:24 | 日日雑感